齢を重ねても「快適に生活する力」 が衰えないように、損なわれていたとしても取り戻せるように。
身体機能や生活機能の維持・向上はもとより、自己選択の機会を増やすことでの主体性の向上、
事業所内だけでなく、地域でも交流を持てるようなご利用者様どうしの関係づくりを含め、
デイサービス内での役割獲得から、ご家庭や地域での役割獲得、社会参加へと繋がるよう、
お一人おひとりの生きがいや自己実現、生活の質の向上をお手伝いいたします。
まずは、今の心身の状態や生活環境を再確認しましょう。それから、なさりたいことや目標を明瞭にして、「日常生活動作を訓練する」のか、「意欲・生きがいに繋がる活動を行う」のか、リハビリテーションの方向を決めましょう。
施設ではプログラムごとに多彩なリハビリテーションの手段(メニュー)をご用意しております。
どのメニューも楽しみながらリハビリテーションできるよう、理学療法士、作業療法士などリハビリテーションの専門職が考え作成しています。
運動や健康管理をテーマにしたプログラム、趣味活動に繋がるプログラム、ご家庭や職場で役割(仕事)を果たすために必要な動作を習得する為のプログラム、専門職が個別にかかわるプログラムなど、数あるプログラムの中から、体調やご気分によって、ご自身が参加するプログラムをご自身で決定してください。
「自分で選び、決める」ということもリハビリテーションの一環です。もちろん、不安な方はスタッフがサポートいたしますのでご安心ください。
健康講座
各部位の痛みと対策、季節の水分補給法など、
疾患への理解を深めながら
対応・予防法について学びます。
運動プログラム
足底感覚を鍛える、バランス力を向上させる、
体幹を鍛えるなど、
様々な課題に沿った運動をご提案いたします。
レクリエーション
ジェンガや風船バレーなど、
多人数でコミュニケーションを楽しみながら、
集中力・判断力・指先の訓練などに繋げます。
アクティビティ
手工芸・ゲーム・脳トレなど、
多彩な手段で社会参加・役割獲得に
繋がるトレーニングを行います。
個別トレーニング
立ち上がる訓練、歩く訓練など、
お体の状態を鑑み必要とされる動作などを、
スタッフとともにトレーニングします。
ご自宅まで専用車でお迎えにあがります。(サービス提供エリア内 無料)
施設に到着されましたら、まずは血圧測定などを行い体調を確認。
【ある日のプログラム メニュー例】
どのプログラムにも、レッドコードを使ったトレーニングの時間がございます。
トレーナーの指示のもと、天井から吊り下げたロープに体を委ね、軽快な音楽に合わせて行う運動です。
ロープが体の支えになるので、簡単に無理なく体を動かせ、普段使えていない筋肉も鍛えることができます。
【イベントの実施】
■ どのような生活を好まれますか?
人それぞれ好みや考え方は異なります。 過ごしてきた時間、環境も異なります。
ご自身が幸せと感じるのはどのような生活ですか?
今まで送って来られた人生を参考にプログラムを見ていただくと、選びやすいのではないでしょうか。
■ プログラムを選ぶ
「足腰が痛い」「歩くのが遅くて誰かと一緒に外出するのはちょっとね」「今まで楽しみにしていたことが、体力的、精神的にできなくなってきた」 など、お困りごとはございませんか?
ご自身を再確認し、悩みや目標に合わせてメニューを考えてみましょう。
また、「今日は体調が悪いから落ち着いたプログラムにしよう」「気分転換がしたいから楽しめるプログラムにしよう」「今日は積極的に運動しよう」など、その日の気分に合わせて選んでもかまいません。
Case1 A様の場合
「膝が痛い。中腰や長時間歩くのが辛いなぁ。
本当は外に出かけたいけれど、痛みのせいで、家でじっとして過ごす事が多くなった。
自宅でトレーニングする方法を学べそうだし膝痛体操に参加しようかな」


Case2 B様の場合
「一生懸命に働いて、子供も一人で育て上げたのに、脳梗塞で半身に麻痺が残ってから、何もせず過ごす事が多くなったわ。性格も遠慮がちになって。
病院を退院して半年が経ったし、そろそろ何か始めてもいい頃。私にもできる方法が知りたいわ」


Case3 C様の場合
「昔は家事の合間によく編み物をしていたけど、最近は気力が持たなくなってきたわ。
もっと気楽に挑戦できる事はないかしら。そういえばここのスタッフが私にこれを勧めていたわね」


Case4 D様の場合
「体を動かす事はとても気持ちいいね!
私は今までと変わらず、マシンで体を鍛えることにこの時間を使いたい。
自分の病気に合ったトレーニングの方法を知りたいな」

